キャスティング
2020.01.27
CMなどでキャスティング起用したタレントが不倫や事件など不祥事を起こすリスク
CMなどでキャスティング起用したタレントが不倫や事件など不祥事を起こすリスク
連日テレビや週刊誌では、有名人の不倫報道や、違法薬物で逮捕など、ショッキングなニュースが飛び交っています。

これらのニュースは世の中のみなさんもとても関心があるもの。

ですから、当然メディアも大きくとりあげ、連日世間をにぎわせることになります。

さて、この時に大変なのは、この当事者である、タレント、芸能人、モデルをCMやイメージキャラクターとしてキャスティング起用した企業です。

普通は、この状態になると、ドラマや映画、バラエティー番組など、該当するタレントが出演したものはお蔵入りとなったり、ドラマや映画であれば、その部分を別のタレントで撮り直しをしたりということをします。

社会的な問題を起こした人間を起用してはいないというのが今の流れです。

特に最近はそれがより厳しくなってきている気がしますね。

ということで、当然CMやイメージキャラクター、広告として起用した企業も広告自体を停止したり、別のタレントに置き換えたりします。

今タイムリーに世間をにぎわせている女優の杏さんの夫である東出昌大さんが、女優の唐田えりかさんと不倫をしたというショッキングなニュース。

これによって、東出さん、唐田さんの出演している広告やメディアは大きな影響を受けることを避けられません。

有名人を使った上で、このようになったときの企業のリスクはとても大きいものです。

一つは経済的損失。

せっかくコストをかけて制作した作品が使えませんから、また新たに作り直しです。

それにあたって、色々なコストがかさむでしょう。

もちろん損害賠償などで、事務所側から補われる部分もあると思いますが、
全てがまかなえるかというとわかりません。

もう一つがタイミングの損失。

新商品の発売時期や、売り上げが伸びる時期、ライバルとの関係性など、
企業にとってはここぞというタイミングがあるはず。

それをごたごたの中で延期したりするわけですから、最高のタイミングを逃すことになってしまうわけです。

最後に、イメージの損失。

CMや広告をまだ世にリリースする前ならダメージは少ないでしょうが、すでにテレビや雑誌、ネットなどの各種広告物でリリースされたあとなら、タレントのイメージの損失とともに企業のイメージもダウンしてしまうリスクを秘めています。

このように企業からするととてもリスクが多いいもの。

でも、やはり有名人を起用した宣伝効果はとても大きく魅力的です。

リスクを取ってでも挑みたいと思うのは当然です。

では、対策として企業側にできる防衛策はあるのでしょうか?

一つは、出来る限りのリサーチをし、事務所とも可能な限り深いコミュニケーションをする。

そして、少し不安なうわさがあったり、リスクのありそうなタレントは起用を避けるということではないでしょうか。

それでも、どうしても、そのタレントを使いたいという場合もあるでしょう。

その時は、事務所にできる限りのタレントへの指導管理をお願いするということになるでしょう。

もう一つ。

こういうリスクをゼロにしたいなら、知名度のあるタレントを避けるという方法も。

広告効果はかなり少なくなります。

でも、そもそも知名度がないタレントでしたら、事件を起こしたとしても、それほどニュースにならない。

だからダメージも最小限で済むわけでする

ただ、何度も言いますが、やはり広告効果は少なくなるので、ローリスクローリターンということになります。

リスク回避を重視するならありでしょう。

最後にもう一つ。

有名タレントを使いつつも定期的に人を変えていくという手もあります。

これでしたら、企業のイメージが一人のタレントに固定されません。

今年は誰で行こう!と定期的に変えます。

これによって、何かそのタレントに大きなイメージダウンにつながる事件があったとしても、どうせまた変わるわけですからダメージは少なく済みます。

タレント一人に依存するというリスクは減らせるわけです。

企業にとってはとても重要な問題。

参考にしてみてください。
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