タレントやモデルはお金を払えばキャスティングできるわけでもない
モデルタレントのキャスティング会社シンフォニアです。
有名なタレントやモデルを、自社のウェブや広告でキャスティングして使えたらすごいだろうなと思う企業さんは多いでしょう。
大企業であれば、ふんだんに使える広告費を使ってすでにタレントやモデルを起用しているかもしれませんが、
まだそれをやったことのない企業にとっては、有名なタレントやモデルを使ってのキャスティングはやってみたいことの一つではないでしょうか。
有名なタレントやモデルをキャスティング起用することで、企業のイメージや信頼感がアップしますし、メディアのCMなどに乗せれば知名度は一気に広がるでしょう。
同じ商品なのに、有名なタレントやモデルがCMをしているだけで、とても信頼できて、安心感がありますよね。
リクルート面などでも効果は大きいでしょう。
学生からすると、同じ企業でも、テレビでいつも見ているあのタレントやモデルがイメージキャラクターをしているというだけで、魅力を感じることだと思います。
企業がイメージキャラクターなどでタレントやモデルをキャスティングしようと思うタイミングっていつでしょうか?
一つは経常利益がたくさん出てしまい、節税的な意味もこめて将来の投資として、何か広告費を使おうというとき。
あとは、上場を狙おうとか、一気に飛躍しようとか、ステージアップの転機の時。
そのどちらかだと思います。
有名タレントやモデルの場合は年間のキャスティング契約料も高いです。
何千万から下手すると億を超えます。
気軽にとはいきませんが、それでもよし使おうと思った時に一つ注意が。
お金はいくらでも出すと言ったところで、出てもらえない場合も多々あるということです。
まずは、そのタレントやモデルの方針。
タレントやモデルによっては、こういう仕事はしないという方針を持って活動しています。
それは本人だったり事務所の方針だったりしますが、CMなどはやりたくないというタレントやモデルもいます。
この場合は、それでもやろうと本人や事務所が納得するだけの意味が必要です。
例えば社会貢献性が高いので是非力を貸してほしいとか。
キャスティング会社と相談しながら、どんな提案なら出演していただけるか案を練ります。
タレントやモデルにとっても意味のある形にしないといけないわけです。
次にあるのが競合です。
CMや広告というのは、キャスティングの際に競合というものがかかります。
競合とは、とある企業のCMや広告を受ける時に、うち以外の同業他社のものには
契約期間中出演しないでくださいということ。
つまり、すでに何社かのCMや広告をやっているタレントやモデルであれば、すでに競合がかかっていて、出演できないということがあるわけです。
これは契約ですから、どうしようもありません。
CMでよく見る売れっ子タレントやモデルの場合は、新規でというのはなかなか大変なわけです。
ということで、お金さえ払えば必ずキャスティングオファーを受けてくれ、出てくれるというものではありません。
ですから、代案の他の候補も検討したり、ちゃんと商品や企業の社会貢献性など、コンセプトを明確にすることなどが大切なのです。
モデル・タレントのキャスティング会社シンフォニア
2021/2 追記