第33回 モデルとしてオーディションを受けていくのに、髪形はどうすればよいか?
これ良く聞かれる質問です。
モデル活動をするのに髪形をどうしよう・・
悩みますよね。
まずは、どんな髪型ならオーディションに通りやすいのか?
これは実は正解はありません。
なぜならオーディションによって求めるキャラが違うからです。
とはいえ、モデル事務所側としては、万人受け、幅広くオーディションに通りやすい状態というのはあります。
さて、これは何かわかりますか?
答えは、あまりいじっていないロングヘア―です。
理由は簡単、ロングなら、カットすればいいし、どんな髪型だってできるからです。
でもショートだとウィッグをつけるなどができるとしても、オーディションでたくさんの候補者から選べる側からすると、あえて、ショートの人を選ぶことはないと思います。
あまりいじっていないという方の理由ですが、これも、そもそもカラーをしていたり、個性的なパーマを当てていたりすると、それを戻してもらわないといけないことが多く、その手間を考えると、ほかに扱いやすい髪形の人がいれば、当然そちらを使うということです。
また、強烈な個性が見えると、制作サイドが求めるイメージとたまたま合致していない限りは、わざわざその個性を変えてもらってまで使おうと思わない。
つまりモデルは制作の方が求めるイメージに毎回染まらないといけないわけで、そうなると、できるだけ清楚な感じで、ロングヘア―が良いわけです。
もうすでに、モデルとして売れている場合などは話が変わってきます。
そのキャラだから使いたいというクライアントを狙っていったとしても、仕事になります。
こうなると、逆にモデルとして個性が武器となってきます。
とはいえ、私は自分の個性を変えたくない・・
そういう方もいます。
それはそれで否定はしません。
但し、それがゆえに新人としてのオーディション案件にすごく通りづらいんだというリスクは理解すること。
その上で、多少オーディションに通らなかったとしても、その分個性を貫いているのだから仕方ない・・
そう考えることが大事です。
皆さんはどちらにされますか?
できるだけ多くのオーディションに通りやすいことを優先するか。
それとも自分の個性を貫くか。
モデルとしてどちらが正解ということではないですからね。