第34回 モデルの宣材写真、プロフィール撮影のコツは?
モデルの皆さんは売り込みをするために、宣材写真を撮ります。
別名コンポジットと言います、モデル業界の方は、略してコンポジとも言います。
モデルがオーディションにエントリーするときにはなくてはならないものですね。
さて、モデルがコンポジの撮影をする時にはどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
今日はその話をさせていただきたいと思います。
モデルがコンポジの撮影をするときの服装は?
まずこれが一番気になるところだと思います。
事務所に所属している人であれば明日宣材写真を撮るから自分の服で来てくださいと言われることもあるでしょう。
またフリーの方などはスタジオで自分で撮ってもらうこともあると思います。
その時にモデルとしてどういう服を選択すれば良いのでしょうか?
モデルは自分が商品ということは自分のスタイルも商品です。
まず第1に考えないといけないのはモデルとして自分のスタイルがよくわかる服装であることです。
大事なのはタイトさです。
ウエストのくびれは分かりますか?
足の長さ細さがよくわかりますか?
そこがはっきりとわかるものが大事です。
スタイルに自信がないからと言って、出来るだけそこがわからないようにしようと思ったりしませんか?
そういう場合、もしかしたら少しゆったりとした服を選ぶかもしれません。
でもそうした時に写真の上がりを見て制作のプロはおそらくこう思います。
多分このモデルはスタイルが悪いから隠してるのかな?
ということで、モデルなら、やはりスタイルがはっきりわかるものを選んだ方が良いです。
次に色のお話しです室内で撮影する時はだいたい白バックが多いです。
ということは白色で行くと保護色になってしまう可能性があります。
屋外の場合は別としてスタジオで撮るときはその辺気を使いたいものです。
そしてできれば何パターンか持って行って、その状況に応じて着替えるつもりにしておくとモデルとしてはすごく良いでしょう。
プロフィール撮影の時のメイクはどうすれば良いのでしょうか?
濃いメイクで行ってしまうとそのモデルのキャラクターをたまたま求めている仕事であれば良いかもしれません。
でも、それ以外の場合はモデルとして選ばれることが難しくなってしまいます。
逆にナチュラルメイクだと何にでも合わせやすいですよね。
そこからメイクをしたら、このモデルさんはどうなるかというイメージもつきやすいです。
ですからできるだけナチュラルメイクをすることをお勧めします。
すごく、気をつけてほしいところですが、できるだけ派手目のアクセサリーは避けた方が良いです。
あくまでも自分が主役自分です。
モデルとしての自分が引き立つためにも、その辺はナチュラルにした方が良いでしょう。
モデルのコンポジ撮影、前日に用意することは?
その他前日に準備することがあります。
撮影はとてもモデル自身のコンディションが大切。
顔がむくんだりするとやはり写真の上がりは悪くなります。
ですから前日はできるだけお風呂にしっかり入り、汗をかいて、早く寝る。
モデルとしてこれが基本です。
くれぐれも寝不足だったり、お酒を飲んで顔が腫れてるとかそういう状態だけは避けましょう。
あと、泣いてしまうと目も腫れますがそこも気をつけたいところです。
プロのモデルとして、万全のコンディションで臨みましょう。
以上が宣材写真の時を撮影する時の注意点です。
他に注意することは 顔は筋肉です、朝一で急に動かそうと思ってもなかなか動きません。
ですからアスリートが準備運動するように、笑顔とか顔の筋肉を動かす練習をしておくと、自然でナチュラルな魅力的な写真になるでしょう。
以上、プロフィール写真を撮るときに、気をつけていただけると、モデルとしてきっと魅力的な写真が撮れると思います