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第3回 魅せる意識

モデルの仕事は人を魅了し、あこがれられなければならない仕事ですね。
今回はどうすれば自分の魅力を出せるかということについてお話ししたいと思います。

さて、新人の間は、オーディションや撮影などの本番はかなり緊張するでしょう。
本番前になると、ドキドキして、食事ものどを通らなくなったり、前の日なんか眠れなかったりするでしょうね。

ある程度経験を積んでも、過去に経験のない大きなチャンスでは誰でもそうなります。

頑張るというのはいいことです。
頑張らないといけません。
頑張れば、よく頑張ったねと褒めてもらえます。
これは誰もが認める常識ですね。

でもモデルの世界は少し違うんです。
オーデションや本番を頑張る。
それは当たり前のようですが、実は問題があるんです。

頑張ってオーディションや撮影に挑むとどうなるでしょうか?
無理している感じや頑張ってる感じが出てしまいますよね。
スポーツなどの世界では、もちろん頑張っている魅力というのはありますが、モデルの世界では、緊張していたり、普段の自分ではない無理しているものを出してしまえば、そこに魅力を感じるでしょうか?

おそらく痛々しさを感じたり、見ているこちらまで緊張してしまうことになってしまいます。
頑張れば魅力が半減する。
これは非常識に聞こえるかもしれないですが、覚えておいてほしいです。

本番に自分の魅力を最大限出す、この発想のせいで、本当は魅力的なものをもっているのに、大事な時にそれを発揮できない。
そんな結果になってしまうんです。

無理をしてはだめ、がんばってはだめ。

さて、ではどうすればいいのでしょうか?

それは、本番に魅力を出すのではなく、普段の頑張っていない自分を魅力的にするんです。
言い方を変えると、普段頑張って本番は頑張らない。
そうすれば、力が抜けて、素の自分が出せます。

人は緊張していないとき、素の時、例えば友達と一緒にいるとき、家族と一緒にいるときなどが一番人柄や魅力が伝わるはずです。
こんなことはありませんか?
証明写真や集合写真など、さぁー撮りますよ、と言う撮り方の時は写真写りが悪い。
でも、知らないうちに人に撮られていた、そんな写真は魅力的に写っている。
これはまさに、素の時の方が魅力的であるということの証明です。

ということで、日常生活を頑張るのが非常に大事ということですが、じゃあどうすればいいのでしょうか?
一言でいうと魅せる意識です。
見せるではなく魅せると書いたのは、ただ単に見せるのではなく、魅了しなくてはならないという目的があるからです。

本番は魅力的に見せなくてはいけません、だからいつも魅力的でない人が魅力的に見せようと無理をする、頑張る、だから魅力が伝わらなくなる。
だから、いつも魅力的に魅せていればいいんです。

魅せるです。

いくつかやり方をご紹介します。
例えば、電車に乗ったら、前の席の人はすべて自分のショーを見に来たお客さんだと思います。
また、人とすれ違いざま、きれいな人だなーと振り返らせてやろうと思います。
大勢の前で話す時や、パーティー等に出た時、お店で食事をしているときも意識してください。
私はかわいい、きれい、そしてみんなを魅了すると。

大事なのは、これらを楽しんで、ゲーム感覚でやることです。
そうすればあなたは、頑張らなくても人に魅せることが当たり前になっていますから、本番は適当に力を抜いてやればいいんです。

いかがでしょうか?今日からやってみませんか?