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第12回 ポージング練習法 回転

ポージング練習法につきまして、続けて書いております。

今回は”回転”

初心者が最初にやるポーズの覚え方は、まずは雑誌などから
他のモデルのコピー。物マネをします。

5つくらい覚えてしまえば、多少アレンジをしながら
流れをつくり、連続でなんとかなります。

さてこれができるようになり、細かい部分も磨き上げていく
わけですが、一度自分の写真を連続10枚ぐらいでご覧ください。

意外と前ばかり向いてはいませんか?
第12回
モデルの仕事というのは、何かの商品を引き立たせるということ
ですね。

例えば服だとしましょう。

みなさんも服を買う時にそうすると思いますが、色々な方向から
見たくありませんか?

手に取って、横や後ろも見てみますね。

試着室なんかにはいったらどうしますか?

右や左に回転して、色々な角度から見ますよね?

頑張って背中側も見ようとするはず。

色々な角度から服を観察して、さぁー買おうかどうしようかと
考えるわけですね。

さて、モデルの話に戻りますが、お客様にあたる方たちは
紙面を見ています。

その服を自分が着ているわけではないし、写真は右や左に
回ってくれないですよね。

今度は雑誌や紙面を作っている人、デザイナーさんやアパレルメーカーの
人の気持ちになってみましょう。

きっと、一番その服が魅力的に見える角度があって、それを読者のみなさんに
見てほしいと思うはずですね。

ということはです、ポージングの時に回転するということが大事なんです。
第12回
制作の方はあとからたくさんの写真の中から、いいのを選びます。
その時に前しか向いていなかったら選択肢がなくなります。

それが回転が必要な一つの理由です。

これがもし服の撮影ではなく、例えば自分自身のプロフィール写真で
あればどうなのか?

これも実は同じです。

女性の体は胸、ウエスト、お尻と凹凸があります。
ですから、手足を動かすよりも、角度を少しだけ変える、
例えば時計に例えると5分くらいでも随分とちがった絵になります。

ですから回転してたくさんの角度を残せばあとで選択の幅が広がる
わけです。

回転の大切さがわかりましたね?

では具体的にやり方です。

まずは軸足が重要、駒の中心の棒と同じですから、軸足から頭まで
の軸を意識します。

そのうえで自然に腰を回転させます。

軸足でない足やその他のパーツは自然についてこさせてくださいね。

回転のポイントは少しずつです。

女性の体の立体構造は少しの回転で大きな変化になります。
ですから、少しの角度を刻んでカットをとってください。
第12回
まとめます
 ・軸足からの身体の軸を意識
 ・腰を少しずつ回転
 ・軸足以外のパーツは自然についてこさせる

これで随分ポージングの幅が広がります。

さぁ、鏡の前でやってみましょう!!