第19回 同じ読者モデルをめざすライバルに対して自信がない・・そんな時
今回はライバルのお話し。
頑張っている人ほどそうだと思いますが、同じ読者モデルを目指す人と自分を比べてしまいませんか?
成功したい思いが強いほど、ライバルと自分を比較してしまいます。
自信があって、人となんて比べない、そう言いきれる人はほとんどいないと思います。
例えば読者モデルやファッションモデルのオーディションの会場に行ったとき。
ついつい、周りにいる他のモデルたちが気になります。
あの人は、私よりスタイルがいいなー。
あの人めっちゃかわいい。
みんなすごいレベル高い・・。
気になると大体の人は、自分はダメだ、どうしよう・・
そういう風にネガティブになってしまいます。
ネガティブになると良くありません。
自分の雰囲気にネガティブさ、自信の無さが出てしまいます。
あと、ネガティブにはならないけど、闘争心をむき出しにするタイプ。
他の読者モデル、現場で一緒になったモデル、オーディションの時のライバルなどに対して、絶対に負けない、私の方がわかいい、こいつなんて落ちてしまえ・・
そういうスタンスの人も結構います。
特にオーディションの現場ではよく見かけます。
これも実はダメです。
自信が無いよりは良い気がします。
でも、この時の自分の感情は完全に怒りであったり、人を負かそうだったりしますね。
そんなときモデルの雰囲気はどうなっているか?
怖いと感じさせてしまうのではないでしょうか?
どちらも絶対に良くありません。
自信が無く、自己否定の感情のモデルの雰囲気はどうでしょう?
きっと、小さくなって、元気が無くて、笑顔もありません。
おどおどして、できれば帰りたいと逃げ腰になってしまっています。
また、ライバルに対して敵対心むき出しのモデルはどうでしょう?
きっと、人を蹴落とそうとする、やさしさのない、嫌な人の雰囲気です。
いうまでもなく、どちらも共通なのは魅力がなくなります。
モデルとして、人間的な魅力がないのは致命的。
モデルの役割は商品やサービスのイメージを良くすること。
だから大切なのは、やさしさ、愛情、幸せにあふれていること。
見ているだけでこちらが幸せな気持ちになれること。
そういう部分が必要です。
もちろんカッコいい系のクールなキャラの人もいますが、現場では人間的に
好かれる人柄をもっています。
だからこそ現場で何度も選ばれるわけです。
よく成長するのにライバルは必要と言う話もありますね。
でもライバルは敵ではありません
お互い尊敬と愛情ももち、相手の成功も願いながら、でもお互い高めあうために
競いあうわけです。
同じようで全然違います。
まずはどんな人にも、愛情の気持ち、感謝の気持ち、自分を認めるスタンス。
これがないとそもそもモデルとしての魅力は無くなってしまうのです。
ライバルに対してネガティブな感情を持たない事。
ポジティブな気持ちで接すること。
難しいことですが、それがとても大切です。