モデル募集オーディション

第27回　モデルオーディションやモデル募集の情報集め

最近は自分でモデルオーディションや、モデルの募集情報を探す人も増えてきました。
インターネットでモデル募集と検索するとたくさん出てきたりしますね。

モデル事務所やプロダクションに所属しているモデルさんは事務所から案件やオーディションの情報をもらいますから、自分で探す必要はないとしても、フリーランスのモデルさんなどは、ご自身で検索して探されるのだと思います。

モデルオーディション情報で検索して出てくるのは大きく2つに分かれます。

一つは、事務所がモデルを募集するための、オーディション情報です。

これは新人モデル募集オーディションや、モデル発掘オーディションと呼ばれるものです。

主な目的はモデル事務所が、新人を見つけ、育てる為に、原石を発掘するための募集オーディションです。

モデル事務所を探している方はこういう情報を頼りにオーディションを受けます。

モデル事務所選びは相性もありますから、いくつかの事務所のオーディションを受け、受かったところの話をよく聞いて、信頼できるところを選んでください。

また、契約書は必ず目を通してください。

こちらも、あまりよく見ずに契約して、後で後悔するパターンも多いです。

契約書の内容というのは、読むのがとてもめんどくさいものではあります。

でも契約の内容はとても大切なものですから、しっかりと読むべきです。

中には契約が決まって印鑑を押す日まで契約書すら見せてくれない事務所もあるようです。

こういう事務所には気を付けてくださいね。

しっかりと契約の内容を確認してください。

また、モデル事務所に所属したあとは、スタッフの方との人間関係が大切。

自分自身がしっかりとコミュニケーションを取れる事務所を選ぶのも大事。

どんなにすごい事務所でも、スタッフの方とコミュニケーションを取れないなら、所属していないのと同じで、ただただ時間のみが過ぎていきます。

ちゃんと自分の話を聞いてくれ、考えも理解してくれる事務所を選ぶべきです。

モデル事務所に所属した後はとにかくスタッフの方と出来るだけコミュニケーションを取ってください。

最初はわからない事だらけですから、業界の基礎を色々と教えてもらいましょう。

モデル事務所に入っていれば、怪しいオーディションなどにひっかかってしまう可能性はほとんどありませんし、モデル事務所にしか来ない大きな案件もたくさんありますから、そこは安心できると思います。

もう一つは、モデルの仕事のオーディション情報。

企業などがwebなどに使うモデルを募集していたり、ミスコンや、サロンモデル、あと個人のカメラマンが自分の作品撮りをしたい為に募集するという場合もあります。

モデル事務所に入っている人は、事務所からオーディションがきますから、こういうものにエントリーすることはほとんどないと思います。

ここからはどちらかというとフリーランスで、事務所に入っていない人のお話になるかと思います。

注意が必要なのは、募集している相手をよく確認することです。

事務所を通してではなく直接個人に対して募集をかけるということは、危険なトラブルに巻き込まれることも多くあります。

過去にお聞きした例でいうとこういうものがあります。

・ギャラが払われず連絡も取れない
・写真がいかがわしいサイトに使われてしまい、削除を求めたが消してくれない
・撮影の時にセクハラまがいのことをされてしまった
・モデル系の仕事と言う話で行ったら実はAVだった
・個人のカメラマンさんにストーカーまがいのつきまといをされている

フリーランスのモデルであれば、守ってくれる人がいないわけですから、自分で自分を守るしかありません。

くれぐれも被害に逢わないように気を付けてください。

また、ネットに出ているモデルオーディションで気をつけなくてはいけないのは、小さな案件が多く、それがゆえに、契約書を交わしてくれないことです。

契約書を交わさないと何が困るか?

それはモデルとして大きなチャンスがとれなくなる恐れがあるのです。

大きなモデルの仕事ほど、競合排除をお願いされます。

これは同業他社には一切出演しないことが条件にされるということです。

契約書を交わさずに仕事をしてしまうと、自分の写真は一生使われても仕方ありません。

何も約束事がなかったわけですから。

つまり同業種の大きなチャンスが、失われてしまうわけです。

モデル事務所所属者であれば、モデル事務所がこの契約の部分をやってくれます。

ですから、ある一定期間で写真が使えないように契約するのが通例で、期間が終われば同業種のチャンスにもエントリーできます。

ここはフリーランスの方は十分に注意が必要。

大きなチャンスも視野に入れている人にとっては、フリーランスで活動するひとは、実はすごくリスクでもあります。

まとめると、モデル事務所に所属したくてモデル事務所のオーディションを探す場合は、契約内容をしっかり確認すること。
また自分自身が何でも話せ、コミュニケーションがしっかりとれ、信頼できる事務所を選ぶことです。

フリーランスとして、モデルの仕事のオーディション情報探す場合。
誰も守ってくれませんから、まずは信頼できる所かどうかを慎重に判断すること。
ある程度会社のことなどは調べたほうがよいでしょう。
また、ちょっとモデルをかじりたいくらいの方は問題ありませんが、いずれステップアップしたいという方は、フリーランスは向いていませんのでご注意を。

ネットで簡単に探せてしまうだけに、トラブルもとても多い世界です。

モデル活動に集中できるように、しっかり見分けてくださいね。