キャスティング
2017.01.29
モデルのキャステイングや手配で起用後によくあるトラブル
モデルのキャステイングや手配で起用後によくあるトラブル
さて、今回はモデルを自社のwebや広告、商品パッケージなどでキャスティングし、起用した場合によく起こるトラブルについてお話ししたいと思います。

今回は有名タレントや芸能人ではなく、どちらかというとそんなに売れてはいないけど、モデルとしてイメージを良くするために起用する場合や、映像などに出てもらう出演者のキャスティングと思ってください。

長年、モデル、タレント、芸能人系のキャスティングをやっておりますと、お客様から過去にこんなことがあって困ったという話をたくさんお聞きします。

モデルをキャスティングする場合、トラブルとして大きく2つパターンが。

一つは広告代理店や我々のようなキャスティング会社を窓口にして行う場合。
この場合は、キャスティング会社からモデル事務所や芸能プロダクションなどに依頼をかけて出演してもらうことが多いです。

もう一つは読者モデルなどフリーランスのモデルを起用する場合。
これには例えば知り合いの子に頼んだ、社員の誰かにモデルとして出てもらった等も含まれます。
要するに事務所に所属していないプロではない人たちを使ったということだとお考えください。

圧倒的にトラブルが多いのは後者のほう、なぜならば、基本的には素人さんですから、こちらから用意をしない限りは契約書というものが存在しません。

口約束で進むことがほとんどです。

よくあるトラブルとしては、撮影当日こない、撮影の現場でこちらが求める技術がなく、良い作品が撮れない、追加で新しい撮影をしたいけど、すみませんもう活動を止めましたと言われる、就職することにしたので写真を消してほしいと言われる。

基本的にプロとしての教育を受けていませんし、クライアント側の都合や大変さを把握していないことがほとんどですから、使う側からすると無責任な・・ということは起こりえます。

その分安く使えるわけですが、状況によっては大変です。

あとよくあるのが、キャスティングにかかる予算を抑えようと社員さんを使った場合などは、退職したらどうするのか?

と言う問題が。

当然在籍している間は、社員さんですから、お給料も払っていますし、文句はでません。

しかし、退職したらそうはいきません。

いつまでも前職の会社の広告やウェブにモデルとして自分が掲載されている事を、良しとする人の方が少ないでしょう。

あとは、キャスティングし、起用したモデルがなにか法に触れることをしてしまい、メディアに取り上げられてしまう、また、AVなどに出演してしまう。

これも企業にとっては大きなイメージダウンになります。

また、フリーモデルの場合はある日から連絡がとれなくなるということも多々あります。

もちろん、プロダクションに所属しているモデルとはいえ上のリスクがゼロになるわけではありませんが、格段にリスクは下がります。

ちゃんとモデルとしての責任の重さをある程度は教育しているでしょうし、事務所と本人間でも契約書が交わされています。

また事務所が窓口になりますから、リスクは相当少ないです。

いずれにせよイメージモデルというのは、一人の人間に企業や商品のイメージを託すわけです。

ユーザーからすると商品とその人物は同一視されます。

企業としてはしっかりとしたリスクヘッジも重要です。
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