キャスティング
2017.05.20
タレントはお金を払えば動いてくれるわけではない
タレントはお金を払えば動いてくれるわけではない
有名なタレントを自社のウェブや広告で使えたらすごいだろうなと思う企業さんは多いでしょう。

大企業であれば、ふんだんに使える広告費を使って、すでにタレントを起用しているでしょうが、
中小企業にとっては、やってみたいことの一つではないでしょうか。

タレントを起用することで、企業のイメージや信頼感がアップしますし、メディアのCMなどに乗せれば知名度は一気に広がるでしょう。

同じ商品なのに、タレントが使ってCMしているだけで、とても信頼できて、安心感がありますよね。

リクルートでも効果は大きいでしょう。

学生からすると、同じ企業でも、テレビでいつも見ているあのタレントがイメージキャラクターをしているというだけで、魅力を感じることだと思います。

中小企業がイメージキャラクターなどでタレントをキャスティングしようと思うタイミングっていつでしょうか?

一つは経常利益がたくさん出てしまい、節税的な意味もこめて将来の投資として、何か広告費を使おうというとき。

あとは、上場を狙おうとか、一気に飛躍しようとか、ステージアップの転機の時。

そのどちらかだと思います。

有名タレントの場合は年間の契約料も高いです。

何千万から下手すると億を超えます。

気軽にとはいきませんが、それでもよし使おうと思った時に一つ注意が。

お金はいくらでも出すと言ったところで、出てもらえない場合も多々あるということです。

まずは、そのタレントの方針。

タレントによっては、こういう仕事はしないという方針を持って活動しています。

それは本人だったり事務所の方針だったりしますが、CMなどはやりたくないというタレントもいます。

この場合は、それでもやろうと本人や事務所が納得するだけの意味が必要です。

例えば社会貢献性が高いので是非力を貸してほしいとか。

キャスティング会社と相談しながら、どんな提案なら出演していただけるか案を練ります。

タレントにとっても意味のある形にしないといけないわけです。

次にあるのが競合です。

CMや広告というのは、競合というのがかかります。

競合とは、とある企業のCMや広告を受ける時に、うち以外の同業他社のものには
契約期間中出演しないでくださいということ。

つまり、すでに何社かのCMや広告をやっているタレントであれば、すでに競合がかかっていて、出演できないということがあるわけです。

これは契約ですから、どうしようもありません。

CMでよく見る売れっ子タレントの場合は、新規でというのはなかなか大変なわけです。

ということで、お金さえ払えば必ず出てくれるというものではありません。

ですから、代案の他の候補も検討したり、ちゃんと商品や企業の社会貢献性など、コンセプトを明確にすることなどが大切なのです。
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