キャスティング
2021.06.07
コロナ禍でのモデルやタレントをキャスティング手配する注意点
コロナ禍でのモデルやタレントをキャスティング手配する注意点

コロナ禍でのモデル・タレントキャスティングはどうなっているの?

モデルタレントのキャスティング会社シンフォニアです。

コロナの緊急事態宣言が続いていますね。

業界、業種によっては多大なる損害も出ていると思います。

そんな中、モデルやタレントのキャスティングはどうなっているのか?

撮影の現場などはどうなのか?

広告、映像、雑誌などの制作の場はどうなっているのか?

キャスティング会社の視点でいうと、一時ほどの自粛や中止は少し改善されてきています。

本当に落ち込みがピークだったころは、予定されていた撮影が中止になり、世の中のモデルやタレントたちも暇になり、とても大きな不安を抱えていたと思います。

タレントやモデルのSNSなどをフォローしている人はその空気を感じたのではないでしょうか?

やはり撮影ができないというのはとても大きな影響がありました。

しかし、最近は少しずつ戻ってきています。

もちろんコロナより前の状況には程遠いですが、最新の注意を払いながら撮影を行っているケースは増えてきました。

色々と広告やPRの為に戦略を考え、制作物を企画していた企業さんたちにとっては、少しは前に進めるようになったのではと思います。

ライブなどの密な場所で行う物に関してはまだまだ、時間がかかるかもしれませんが、広告や映像の撮影などはこれから戻っていくことだと思います。

このコロナの今だからこそ、広告やPRの戦略を立てたいけど、撮影が不安で・・と思って先のばしにしていた企業さんにとっては少し安心できる流れになってきていると思います。


コロナ禍でのモデル・タレントのキャスティングは可能か?


コロナ禍の中で安全にモデルやタレントを使っての撮影は可能なのか?

それをすごく悩まれている制作の方や企業の方はとても多いと思います。

特にギャラの高い有名人などを起用して、万が一現場が原因で感染させてしまったら・・とか色々と考えてしまうことだと思います。

そんな中で安全にタレントやモデルをキャスティング起用し、滞りなく撮影をすることは可能なのか?

これは結論から言うと、完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、極限までリスクを減らすことは可能です。

何にしても絶対ということはありませんけど、努力次第で、十分に撮影をすることは可能です。

コロナの中だけども、撮影をしたい、広告やPR媒体を動かしたい、そう思っている企業さんにとっては、今のこの世の中が停滞している時こそがチャンスと考えている方もいらっしゃいます。

もしコロナ禍での撮影に不安を持っている方がいらっしゃいましたら、是非シンフォニアまでご相談ください。

最善のやり方を提案することもできますから。


コロナ禍でのモデル・タレントキャスティングの注意点


実際にコロナ禍でモデルやタレントをキャスティングして撮影を行うとしたときにどんな点に注意すればよいのか?

それをお話したいと思います。


①オーディションはオンラインで


オーディションをオンラインで行う。

これはコロナ以降結構普通に行われるようになりました。

オーディションの場は、どうしても密になりやすいです。

また自己PRなどで話したりすることもあるし、テスト撮影などするにはマスクを外すことになるでしょう。

どうしてもリスクはゼロにはなりません。

だから、オンラインで行うのは有効です。


②資料をいつもより多めにいただく


後で対面オーディションをする場合は、資料は通常のプロフィールだけでも良いでしょう。

写真が2,3枚と簡単なプロフィールが書かれたものが一般的。

最近はPDFでメールでやり取りしたりしています。

ところが対面オーディションをしないとなると、ちょっと不安ですよね。

そんな時はそれ以外にも色々と資料を用意してもらいます。

例えば、間近で撮影した写真をいくつか。

あと、SNSも教えてもらえば、その人の日常、人間性なども垣間見えて良いでしょう。

また、さらに動画をとってメッセージなども送ってもらえば、より動いた感じもつかめるのでいいと思います。

ここまでやればかなりイメージがつかみやすくなります。

その上で絞り込んでビデオ面談をするというのが良いと思います。


③撮影現場は細心の注意を


まずは撮影の場所がとても大切。

屋内なら、換気が良い場所、換気ができる場所を選びましょう。

また、密にならないようにスペースに余裕をもって広めの場所にしましょう。

屋外でも可能なら屋外での撮影なら安心度が高まります。


④現場のセッティング


現場では安全を配慮するために予防グッズはそろえておきましょう。

アルコール消毒。

予備のマスク。

体温計。
※熱がある人がいた場合は取りやめもありますから、現場だけでなく、前日や当日の朝に検温はしておいてもらいましょう。

現場については、ご自身でカメラマンやスタイリストやヘアメイクなどをすべて手配する場合もあるでしょうけど、お勧めは、うちのようなキャスティング会社にすべて任せてしまうことです。

バラバラに集めたスタッフをまとめるのは大変。

うちに頼んでいただき、ディレクションも頼みたいと言っていただければ、例えば現場監督的なことができる、カメラマンを手配し、そのカメラマンが総指揮を執るような形も取れます。

その際にはコロナに十分配慮した現場づくりをすることも可能です。


⑤スケジュール


当日のスケジュール、控室、荷物の置く場所などは、あらかじめイメージして決めておきましょう。

本番までに予行演習的に、いちど人の流れや動きを確認しておくとよいでしょう。

現場の混乱がなくスムーズに進みます。

そして、当日のスケジュールや場所や設備の使い方はあらかじめ、全関係者に連絡するか、キャスティング会社に現場を一人している場合は、キャスティング会社に詳細を伝えておきましょう。

みんなが流れを把握しスムーズに動くことは安全につながります。


コロナ禍でのキャスティングのメリット


コロナの中でも敢えて撮影し、広告やPRを行いことにメリットはあるのか?

はい、これはとても大きなメリットがあります。

一つは、比較的モデルやタレントも仕事が少ない時期なので、調整がしやすいしギャラ交渉もしやすいことです。

あと、ライバル企業も今は広告制作が停滞していますから、その中で広告を打つことはチャンスになります。

こんな時こそ動く人がチャンスをつかむとビジネスの世界では良く言いますが、それは本当にその通りだと思います。

人が動いていない時に動くのは大きなチャンスにつながるかもしれません。


コロナ禍でのキャスティングまとめ


さていかがだったでしょうか?

最後にまとめです。

・コロナの影響で世の中の撮影は停滞していたが少し戻りつつある

・コロナ禍でもポイントを押さえれば撮影は十分に可能

・自社ですべてやるよりも、キャステイング会社に任せたほうが安全

・オーディションはできるだけオンラインにし、その分色々な資料でカバーする

・現場は屋外や換気のいい場所や広い場所などをチョイス

・現場の環境が大事、アルコール消毒、体温計、マスクなどをそろえておく

・スケジュールや現場の使い方などあらかじめ決めておき告知する

・ライバルが動いていない時だからこそ、いま動くことが強みになる

以上参考にしてみてくださいね。




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