キャスティング
2022.10.18
業界人だけが知るキャスティング手配したモデルのやる気を高める3つの方法
業界人だけが知るキャスティング手配したモデルのやる気を高める3つの方法

キャスティングしたモデルのやる気を高めると写真の質が変わります

モデルをキャスティングする目的は写真という作品を手にすることです。

いかに思い通りのイメージで質の高い写真を仕上げるか?

これはモデル・カメラマン・その他現場の人たちの共同作業で実現します。

チームプレイです。

さて、できるだけ高い質の写真を作ろうとしたときに、一つ見落としがちなことがあります。

それはモデルの当日のモチベーションです。

もちろんプロのモデルである以上、どんな環境だって最高の物を提供する。

これはモデルの目線で見れば当然であり、それができなければプロ失格だというくらいの自覚は持ってほしいと思います。

それは当然とした前提で話していきますが、それでもモデルは人間、感情があり、その感情で写真質は変わってしまいます。

ベテランで、現場をたくさんこなしているモデルほど、その影響は受けづらくはなるでしょう。

しかし、予算の都合で新人を活用すれば、当然経験が少ないですから、その分体調や気分の影響が出やすくなります。

イメージがぴったりのモデルや、予算の都合が合うモデルをキャスティング起用したところ、そこまで経験値がない場合はよくあります。

その場合は、現場の工夫でモデルのモチベーションが上がるように配慮をすることができれば、写真の質が全く変わってきます。

今日はそんな話をしたいと思います。




モデルのやる気を高める3つの方法

モデルが気持ちよく仕事をするために現場でよくやっている工夫としては、音楽があります。

モデルが好きな音楽をかけるなどして、できるだけ気持ちを高めるようにしたり、撮影時に褒める言葉を投げかけて気持ちを高めたりする光景はよく見かけます。

ケータリングでお菓子を用意したり、ゆっくりお茶を飲めるようにしたりというのもあるでしょう。

今日はそういったよくやられていること以外で、意外と気づかない3つの方法をお話したいと思います。

①キャスティングで起用した理由を伝える
まずは、今回のモデルオーディションでキャスティングに起用した理由をちゃんと伝えることです。

意外とこれをやっていないことが多いのですが、モデルからすれば、選ばれたことはうれしいけど、起用された理由を知れば、かなり仕事に対するやる気が変わります。

恋愛に例えると、ただ単に「好き」と言われるよりも、「あなたのここと、こういうところと、こんなところが好きだ」と具体的に言われたほうが嬉しいのと同じです。

例をあげます。

今回の商品にイメージがぴったりで、あなただったら、同世代のお客様に、商品の魅力を的確に伝えてもらえると思った。

笑顔から優しい人柄がにじみ出ていて、同性からも愛されると思った。

今までのモデルは、モデルのキャラが濃すぎて商品より目立ってしまっていたけど、あなたは、人としての魅力もありつつ、商品の良さも引き立たせてくれるから、数少ない素晴らしいモデルだと思った。

そんな感じで具体的に伝えて下さい。

きっとそのモデルは、現場の一員として、仕事に誇りを持ち、使命感を持ち、全力で商品の魅力をお客様に伝えてくれることでしょう。


②具体的に細かいことを褒める
撮影の時にとにかく褒める。

これは皆さん現場でよくやられています。

撮影中はあまり集中の邪魔にならないように、短い言葉で、シンプルにほめるので良いと思います。

例えば「かわいい!」「きれい!」「かっこいい!」そんな感じでよいです。

ただ、それだけではなく、休憩の時間や撮影のちょっとした合間に、具体的なことをほめてほしいのです。

例えば

「最初にすごく笑顔で挨拶してくれたから、とても現場がいい空気になってすごく助かりました」

「こちらから指示をしなくても、商品の見せたいポイントをわかってくれていて、自分から動いてくれるから、すごく撮影が楽で助かります」

「事前にうちの商品のことをすごく勉強してくれていて、スタッフみんなとても感動しました、そんな気遣いができるモデルさんって少ないですよね」

などとそのモデルの具体的な仕事ぶりをほめるのです。

モデルは普段からかわいいとかキレイといわれることには慣れていますが、プロとしての仕事ぶりをほめられることって意外と少なかったりします。

現場は職人気質な人が多いですから。

だから、具体的に認められると、とてもうれしいものですし、現場の一員として、一緒に仕事をしようという意識が高まります。


③感謝を伝える
これはだれでもそうですが、やはり感謝されると嬉しいものです。

モデルの仕事って撮影の時しかクライアントと接点がありません。

さらにエンドユーザーとは全くと言っていいほどかかわりが持てません。

そして、写真が使われ始めた後は、クライアントとの接点がありません。

例えば飲食店なら、目の前のお客さんから「ありがとう、おいしかったよ!」なんて直接言われることがあり、これがやりがいになると思います。

ところがモデルって裏の撮影現場だけが活躍の場ですから、意外とお客様から感謝されるという機会が少なく、自分の仕事にやりがいを感じづらくもあるのです。

ですから、撮影に対して感謝を伝えられると、すごくうれしいものです。

リピートして同じモデルを使う場合は、是非意識してみていただくと良いと思います。




意外とどんな環境下でも同じパフォーマンスが出るモデルは少ない

ベテランのモデルはある程度どんな状況下でもモチベーション管理ができると言いましたが、それでもやはり現場のもっていき方次第でパフォーマンスは変わりますし、仕事に対する思いが変わります。

理想はモデルも現場の一員として、クライアントと心を一つにして、同じ目的意識で仕事をしてくれたら理想です。

今日お話ししたモデルへの配慮については、現場の人間からすれば、中にはそんなものプロのモデルなんだから、気を使わせずに自分でモチベーションくらい管理してほしいよ・・

という声が聞こえてくるのも重々承知しています。

それはおっしゃる通りだと思いますし、モデルの側はそういう心持でいるべきです。

どんな現場だろうと最高のパフォーマンスを出すのがプロですから。

ただ、現場側からすれば、やはり最高のパフォーマンスを出すことが目的でもあります。

だとしたら、ちょっとした気遣いでモデルのモチベーションを最高にまで高め、現場の一員として巻き込めるならば、意識してみるのも良いのではと考えます。

参考にしてみていただければ幸いです。



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