キャスティング
2021.07.16
キャスティング会社にオファーを出す為の基礎知識
キャスティング会社にオファーを出す為の基礎知識

キャスティング会社にモデルやタレントの手配を相談してみる


モデル・タレントのキャスティング会社シンフォニアです。

キャスティング会社とは、広告やイベントなどの案件を扱う代理店や制作の方々が、芸能人、モデル、タレントなどを必要とした際にお役に立つことができる会社です。

本日はそういったご要望のあるお客様が実際に弊社のようなキャスティング会社にご相談をされる際に、どのようにご依頼をしていただけるとスムーズにやり取りができるのか!?
また専門的な用語や内容の解説など、基礎的な部分を紹介したいと思います。

まず、最初のご依頼方法です。
基本的にはメールやお問合せフォームより情報をお送りいただくのが良いです。
お電話でのご相談も可能ですが、どのみちメールでもご依頼内容をお送りしていただくケースが多いので、まずはメールやお問合せフォームからご相談いただくことをお勧めしております。

基本的に把握したい内容としましては
下記の情報となります。

■クライアント情報
メーカー様、代理店様、貴社情報など
できるだけ詳細に共有いただけますとありがたいです。

■今回ご相談をいただく案件の詳細内容
出演先は多数の種類があります。
まず、基本的な内容として媒体情報をお知らせください。
※広告・イベント・テレビ・ラジオ・雑誌 などなど

また、キャスティングする芸能人、モデル、タレントの役割や求める内容も記載ください。
どういったご事情で芸能人、モデル、タレントを探されているのかを正確に把握ができますと、適切な候補の提案が可能となります。

広告撮影の場合はスチールなのか、ムービーなのかも知りたい情報になります。
ムービーの場合は演技力も求められる場合があるので、どういったスキルが必要なのかも記載ください。

■芸能人、モデル、タレントのイメージ
性別、容姿、スキル、年齢、実績 などなど
今回希望する人物像や求める能力をお伝えください。
※ご指名がある場合はモデル名を共有いただければオファーも可能です。
※容姿にこだわりがある場合は、イメージ画像などをお送りいただけると、より高い精度でキャスティングが可能になります。

■オーディション情報
通常、書類選考は必須で発生いたしますが、その後実際に対面をしてのオーディションを実施するかどうかの部分になります。
出演料をある程度準備ができる案件の場合は、対面オーディションを希望いただけますが、数千円~数万円程度の出演料でオファーをする場合、対面オーディションをアリにしますと、候補が集まらないケースが多いです。
オファー内容によって、アリナシを検討しましょう。
※出演料をあまり上げることはできないが、書類以外でもチェックをしたい場合はビデオ選考やオンラインオーディションをお勧めいたします。

■撮影日、撮影場所の情報
撮影する都道府県情報
また、スタジオなのか、ロケなのかどうかという情報もいただけるとうれしいです。
調整中の場合は「都内スタジオ予定」などざっくりとした内容でも問題ございません。

■使用期間
広告の場合、撮影した写真や動画を様々な媒体で広告利用されることが想定されます。
開始と終了のタイミングを事前に定めて、共有する必要があります。
この使用期間の長さによって出演料も変わりますので注意が必要です。
※試用期間無期限、買取をご希望される方もいますが、高額になる可能性が高いので注意ください。
またそもそも買取をNGとしている事務所は多くありますので、人気の芸能人、モデル、タレントの起用を考えている方は、最長でも1年以内での使用期間設定をすることが一般的です。

■競合排除の有無
競合排除とはライバル会社の広告などに出演をしているモデルなのかどうかを確認する部分になります。
競合排除をありと設定しますと、ご指定いただきました範囲内の競合チェックをしまして、ご依頼時にライバル会社の広告等に出演をしているモデルは候補から外すようにいたします。
また、撮影後も指定いただいた期間中はライバル会社の広告などに出演をしないよう規制をかけることが可能となります。
競合排除をありに設定しますと、必然的に金額が高くなります。
ナショナルブランドの広告では良く利用されますが、中小規模の広告ではあまり利用されませんので、基本的には競合排除は無しに設定されることをお勧めいたします。

■金額
ご依頼予定の案件で芸能人、モデル、タレントの起用に使用可能な予算をご提示ください。
キャスティングの費用はピンキリでして、数千円~数千万円まで芸能人、モデル、タレントのレベルによって大きく変動いたします。
ある程度希望の金額をお伝えいただけましたら、その額に見合った候補の選定をいたします。
金額のイメージがまだついていない場合は、キャスティングイメージを具体的に伝えていただけましたらお見積りをお出しすることも可能です。

■候補情報提供の納期
何月何日何時までに候補者のプロフィールが必要か期限の設定をしていただくことが可能です。
簡単な案件でしたら、猶予期間を短く設定していただいても問題ございませんが、芸能人、モデル、タレントに求める能力が高いものや、込み入った撮影の案件などは、翌日や翌々日など直近を期限として設定してしまいますと、良い候補が提案できない場合があります。
最低でも1週間の猶予を持ってオファーをいだけると、選定できる候補が多くなりますのでお勧めです。


取り急ぎ、以上がオファーの際に必要な情報となります。

【まとめ】
ご依頼の際は下記情報を事前にまとめていただき
キャスティング会社にメールやお問合せからご連絡いただけましたらスムーズに着手することが可能となります。
少々情報量が多くて面倒に感じるかもしれませんが、最低限必要な情報となります。

■クライアント情報
■今回ご相談をいただく案件の詳細内容
■芸能人、モデル、タレントのイメージ
■オーディション情報
■撮影日、撮影場所の情報
■使用期間
■競合排除の有無
■金額
■候補情報提供の納期

今回は基本的な情報を記載しましたが
交通費や宿泊費、事前打ち合わせの必要性や調整
ヘアメイク、スタイリスト、カメラマンの確認などなど
さらに細かい部分の確認なども発生する場合があります。

ある程度、どういった情報が必要なのかを知っていていただけますと、もっと簡単にキャスティングできると思っていたら意外とやることが多く、出演予定日までに調整が間に合わない!なんてトラブルも回避できると思います。

キャスティングが必要な状況となりましたら、気軽にご相談くださいませ。

モデル・タレントのキャスティング会社シンフォニア
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